2chproxy.plを使ってJDブラウザを復活させる

2015/3/3以降、2ch専用ブラウザは2ch.netの新APIを用いて開発しなければいけなくなりました。
Linux定番の2ch専用ブラウザである、JDブラウザ(以下JD)もその影響を受け、標準では板一覧すら取得できない現状です。
なので今更ではありますが、JDをまともに使えるようにする手順を書いておくことにします。

前提
・LinuxMint17.1で作業しています。
・JDはインストールしてある前提です。

方法
・2chproxy.plをインストール
・JD側で設定を行う

perl環境を整える

2chproxy.plは2chの凄い人がperlで作ったスクリプトです。当然perl環境が必要になります。
sudo apt-get install git perl libhttp-daemon-perl libhttp-daemon-perl
私の場合は途中でLWPがなんたらかんたらと出たので、それもインストールしました。
sudo cpan LWP

2chproxy.plをインストール

適当なディレクトリに移動してインストールします。
git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git
2chproxy.plディレクトリに移動します。
cd 2chproxy.pl
2chproxy.plに実行属性を与えておきましょう。
chmod +x 2chproxy.pl
起動します。
perl 2chproxy.pl
listen to http://127.0.0.1:8080/とか出たら起動成功です。
起動しない場合は改行コードがCR+LFになっている可能性がありますから、nkfで変換します。
nkf -wLu --overwrite 2chproxy.pl
2chproxy.plを停止するには、Ctrlキーとcを同時押しします(ただしここでは起動したままにしておいてください)。

JDの設定
JDを起動します。
[設定 > ネットワーク > プロキシ]で2ch読み込み用の"使用する"にチェックを入れ、ホストを127.0.0.1にします。
プロキシ設定_004
[設定 > その他 > about:config]で"板一覧を取得するサーバ"をhttp://menu.2ch.net/bbsmenu.htmlからhttp://kita.jikkyo.org/cbm/cbm.cgi/20.p0.m0/-all/bbsmenu.htmlに変更します。
about:config 高度な設定_002
最後にJDを再起動すると、板一覧が表示され、スレを開くこともできるようになっているはずです。
もし板一覧が表示されないようなら、JDブラウザの板一覧を更新してみてください[ファイル > 板一覧再読込]。
それでも板一覧が表示されない場合、2chproxy.plが動いているかどうかを確認してください。
pgrep -lf 2chproxy.pl
必要があれば詳細も調べます。2chproxy.plディレクトリに移動してから、以下のコマンドで調べるといいでしょう。
./2chproxy.pl -v
既に2chproxy.plが起動しているのならば、再起動する必要があるかもしれません。
./2chproxy.pl --kill
perl 2chproxy.pl

2chに書き込む方法
[設定 > その他 > about:config]の"2chのクッキー:HAP"を__cfduid=d;yuki=akariに変更します。
BBSPINKにも書き込みたい場合は"BBSPINKのクッキー:HAP"も__cfduid=d;yuki=akariに変更します。
JDを再起動すれば2chに書き込めるようになるでしょう。
環境によっては"2chのクッキー:HAPを保存する"をはいにする必要があります。(2016/9/5追記)
about:config 高度な設定_007
2chproxy.plと同時にJDを起動する
毎回2chproxy.plとJDを起動するのは二度手間ですから、同時に起動するようにします。
2chproxy.plディレクトリ内部のjd.shを編集します。
PROXY="$HOME/bin/2chproxy.pl"
JD="/usr/bin/jd"

この部分を環境に合わせて変更します。
PROXYには2chproxy.plへのフルパスを、JDにはjdへのフルパスを入れます。
以下はLinux Mintでの設定例です(2chproxy.plディレクトリがホームにある場合)。
PROXY="$HOME/2chproxy.pl/2chproxy.pl"
JD="/usr/bin/jd"

編集が終わったら2chproxy.plディレクトリに移動してjd.shを起動します。
sh jd.sh
JDの裏できちんと2chproxy.plが動いていることが確認できるはずです。

デスクトップアイコンからjd.shを起動する(2016.12.1追記)
デスクトップからプロキシ付きのJDを起動するには、Linux Mintのメニューを開いて2chブラウザJDを右クリックし、プロパティを選択します。
そして"コマンド"をjd.shへのフルパスに変更します(2chproxy.plディレクトリがホームにある場合、/home/(ユーザ名)/2chproxy.pl/jd.sh)。
最後にLinux Mintのメニューから2chブラウザJDを右クリックし、デスクトップに追加を選択します。
これでプロキシ付きのJDを起動できるアイコンがデスクトップに生成されます。

おーぷん2chと2ch.scも読み書きできるようにする(2016.1.26追記)
[設定 > その他 > about:config]の"板一覧を取得するサーバ"をhttp://kita.jikkyo.org/cbm/cbm.cgi/20.p0.m0.op.sc/-all/bbsmenu.htmlに変更し、"板一覧内にあるリンクを全て板とみなす"をはいに設定します。
about:config 高度な設定_022
その後、[設定 > ネットワーク > IPv6使用]のチェックを外します。
JDを再起動して[ファイル > 板一覧再読込]で再読み込みし、おーぷん2chや2ch.scのスレを開くことができれば成功です。

補足:特定の板が開けなくなった場合、板一覧を再読み込みすればURLが更新されて開けるようになる可能性が高いです。

参考
Proxy sample
github 2chproxy.pl
Linuxだからできないなんて言わないよ
mogumogu920のブログ

コメント

非公開コメント

No title

凄くわかりやすく簡単に出来ました
ありがとうございます

Re: No title

お役に立てたのなら嬉しいです。
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